登録販売者への道
赤穂市の針灸院 整骨院 和田はり灸院・接骨院の日記です。こんにちは。
最近、この日記をサボっていました。 というのも忙しかったからです。仕事のほうも
おかげさまでソコソコ忙しかったのですが、ある決心をしてから日記を書くことも惜し
むぐらい、その事に時間を割いていたのです。ところで、その決心とはいったい何だと
思いますか?・・・ 実は、「登録販売者」になろうと心に決めたのです。
登録販売者って何者だ。と思った方に説明させていただくと、第2類、第3類の一般医薬
品(全一般医薬品の約96%を占める)を販売することが出来る資格です。同業者の方で
は既にこの資格を取得されている方もおられるみたいで、私の所属する業界団体でも、この
資格を取る為のサポートをしますという告知があったのですが、そのときは何だか大変
そうだったので聞き流していました。何が大変かというと、この資格を取るためには薬
局・薬店で月間80時間(12ヶ月連続)の実務経験を積まなければいけない点と、無
事に資格がとれても、薬店を開設する際の設備基準(専用面積13.2平方メートル、専用の出入り口
が必要)などの超えなければならないハードルがあったからです。滋賀県で整骨院を開
業している私の友人も設備の面で今の施術所と併設するのは難しいので断念したそうで
す。私の施術所の場合、物を整理して仕切りをすれば設備の面はクリアできそうです。
しかし、なによりも大変なハードルは試験に合格しなければ医薬品登録販売者にはなれ
ないのです。早速、参考書を用意していざ勉強をはじめたら、大変な事に首を突っ込ん
でしまった・・・。と少し後悔しています。塩酸ジフェ二ドール=(抗めまい成分)や塩酸
ジフェンヒドラミン=(抗ヒスタミン成分)など、似たような名前だけど違う働きをする
成分だったりして、きっちり覚えておかないと試験をパスするのも難しそう・・・。
実際、各都道府県で行われている試験で合格率が50%を下回っている場合もあるようです。
でも、もう後戻りは出来ません。受験資格を得る為に、配置薬の業務もはじめていて患者様や
友人、ご近所さんなどに救急箱を置いてもらっているからです。薬箱を置かせていただい
た皆様には、この場をお借りしてお礼を言わせていただきます。「ありがとうございました」。
来年度も今年と同じような日程なら、東京で行われる試験には間に合いそうです。一年間、
必死でがんばります。。。落ちたらかっこ悪いなあ。。。