兵庫県赤穂市にある鍼灸院・整骨院 和田はり灸院・接骨院の日記です。こんにちは!

頭痛・肩凝りと「血」の働き

東洋医学では「血」は、現代医学の「血液」と同じよう
に全身に栄養を行き渡らせて身体に潤いを与える働きのほかに、
血管・筋肉などの身体構成材料も含まれるとされています。この
「血」の働きがスムーズにいかなくなると血管の弾力が失われて
弱くなり、血流の流れが悪くなります。
血流が悪くなると高血圧、頭痛、肩凝りなどの症状が現れます。
また、血管に老廃物が溜まり動脈硬化メタボリックシンドローム
の原因にもなりかねません。現代は偏った食生活や運動不足に陥り
がちな生活習慣など血行が悪くなる要因がたくさんあります。また
、睡眠不足や過剰なストレスも「血」の働きが乱れて、動悸やめま
いが起こりやすくなります。このような場合には、「血」の働きを
よくしてあげることが大切です。東洋医学五臓からみると「血」
に深く関わる臓は心・肝・脾で、それぞれ心は「血脈をつかさどる」
といって心臓のポンプの役割を担っています。肝は「疎泄をつかさど
る」といって身体全体に「血」を巡らせる働きをしています。脾は
「運化をつかさどる」といって胃腸から吸収した栄養分を肝にまで
運ぶ役割をしています。また腎が弱くなる(腎陰が不足すると)と
心の働きを抑えることができなくなり睡眠障害の原因になったりし
ます。鍼灸治療では自覚症状やそれに伴う症状、脈、舌、お腹、経穴
の反応の状態から、どの臓の働きがおかしくなっているかをみて治療
方針を定めていきます。
    頭痛・肩凝りでお困りの方は和田はり灸院へご来院下さい!




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